パワハラ労災申請のカベ

熊本県南の県立特別支援学校に勤務していた30代男性講師がパワーハラスメントが原因とみられるうつ病で退職。

 

とうぜん労災申請しようとしたけど、同校の校長が「申請しても無駄」と言い却下させていたことがあきらかに。

 

校長はメールで「県教育委員会がパワハラを認めていないので申請できない」「現場を見ている第三者がいないので申請は無理」と説明したため、断念したという。

 

 

職場のパワハラなどが原因でうつ病になっても、なかなか労災扱いにできません。

 

理由は大きく2つ。
公務災害に限らず、労働災害の認定には「二つの壁」があります。

 

まず責任を認めたくないことから申請手続に協力しない使用者が多いため(いわゆる「労災隠し」)、被災労働者が申請を諦めるケースが多くあります。

 

そしてもう1つ、業務と傷病との間に相当因果関係が認められなければ労働災害とは認定されないため、証拠が不足している場合には認定に至らないのです。

 

 

うつ病は精神科や心療内科で治療を受けるとして、労災問題は民間の支援団体によるサポートをうけるのがよいでしょう。