若者のうつ病に睡眠不足が関係してるようです。

 

レディング大学とフリンダース大学、ゴールドスミス・カレッジによる共同研究チームの研究で裏付けられました。
「10代の若者にみられるメンタルヘルスの悪化は、睡眠習慣の悪化と関連がある」とする論文を発表しています。

 

10代の若者4790人を対象に、睡眠の質と量についての調査を行いました。
この4790人の参加者にはうつ病や不安障害をを抱える者も。
健康的な若者とそうでない若者で調査結果比較しました。

 

その結果わかったのは、うつ症状と睡眠にとても関係があるということです。

 

健康的な10代の若者は、平日だと1日平均8時間、週末だと1日平均9時間30分の睡眠を取っていることが判明しました。
うつ病の診断を受けた若者のグループは、平日の睡眠が7時間30分未満、週末でも9時間を超える程度でした。

 

また、1週間の合計睡眠時間を見ても、健康的な若者のグループは平均で3597分の睡眠時間がありました。
でも、うつ病の診断を受けた若者のグループは平均で3325分でした。

 

さらに不安障害を抱える若者の多くが「睡眠の質が下がっている」と報告。さらにうつ病の診断を受けた若者は「睡眠の質と量の両方で問題を抱えている」とのことです。

 

データの信憑性としては自己報告に基づいているために正確性は高いとは言えないとのことですが、睡眠の質と量がメンタルヘルスに大きな影響を与えるということは確かでしょう。

 

 

うつ病の人は寝る時間が遅い

 

うつ病を抱える若者が健康的な若者と比べて『毎晩30分遅く寝る』ということもわかりました。
レディング大学の臨床心理学講師であるフェイス・オーチャード氏による研究で、寝る時間の差もわかったのです。

 

「この最新の研究は、10代の若者の睡眠と精神衛生には重要な関連性があることを示すもう一つの証拠といえそうですね。
うつ病と不安を経験したことのある若者は、10代の間に睡眠不足を圧倒的に経験していたことが強調されています」

 

10代と言うと学生がほとんどのはずで、仕事で深夜に及ぶようなこともないはず。
そう考えると成人してからのメンタル状態に影響するので、親の立場からも気をつける必要がありそうですね。